山谷風

山の周りで、
昼と夜で風向が変わる風があります。

「山谷風」 と呼ばれるもの。

「山風」は、夜、
「谷風」は、昼、
吹くことが多いですね。

夜は、
山の斜面の方が谷よりも早く冷えるため、
冷たい空気が、斜面沿いを下降。
「山風」が吹きます。

一方、昼は、
山の斜面の方が谷よりも早く暖まるため、
暖かい空気は、斜面沿いを上昇。
「谷風」が吹く、というわけです

谷の空気が湿っていると、
「谷風」は、
積乱雲に発達し、激しい雷雨などを引き起こすことも…。

「山の天気は変わりやすい」 とよく言われます。

その原因は色々。

夏休み！
山のレジャーにお出かけの方も多いと思いますが、
くれぐれも、お気をつけ下さい。

一方、本日１６時２２分、気象庁から発表された、
「台風第６号に関する情報」によると、

「台風第６号の接近に伴い、
１５日は、北海道太平洋側の海上を中心に非常に強い風が吹き、
海は大しけとなるでしょう。
また、北海道太平洋側・オホーツク海側では
局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、
大雨となるおそれがあります。
大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、
落雷や突風、強風やうねりを伴った高波に
警戒・注意してください。」
となっています。

また、本日３時、
マリアナ諸島において、
「台風第７号」が発生しました。

詳しい情報や今後については、
引き続き、気象庁の情報に十分ご注意ください。