毎日お暑うございます。
ここ数日はカラッと晴れて気持ちいい夏空でした。
猛暑ですので熱中症には気をつけてくださいね。
さて前記事に書いたように、お休みを頂いて3日間TJARのお手伝いに行ってきました。前回のコメントは次のブログにてお返事します。
少しだけ、私が目にしたTJARの感想を記事に。
〈ゴール直後の選手〉
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世の中はリオ・オリンピックが始まり日本中が湧いていた。
その頃、富山県早月川河口ではTJARというレースが幕を開けようとしていた。
出発前の選手たちを見届けるため開会式前の控え室にいく。
その日はとくに蒸し暑く、夜20時になっても暑さは和らぐことがなかった。ただ立っているだけでとめどなく汗が流れ、体力を奪われる。
異様な熱気に包まれた富山の夜は
これから起きる8日間の過酷な道を示唆しているようだった。
しかし選手らはおのおの仲間や知人たちと談笑し、暑さをものともしないような爽やかな笑顔が輝いていた。
彼らの前には415kmという信じられないほど長い道のりと日本が誇る雄大なアルプスが立ちはだかるにもかかわらず、その笑顔の軽やかさに驚いた。
もちろんそんな精神状態なのは全員ではない。ある選手はうだるような暑さと外野の騒がしさから遮断するようにひとりの世界へ入り、緊張の表情を見せていた。自分の奥深くを見つめているような面持ちだ。
瞳の奥に輝くものがあった。
私はその横顔にそっとシャッターを向けていた。
後の取材によると、選手たちはスタート前にかなりの暑さを感じていたようで、スタート直後に熱中症似た症状に陥る選手もいた。暑さによりレース前に体力を消耗していたようだ。
にもかかわらず、控え室で決してエアコンをつけないところは選手への配慮なのだろうか。
これから身ひとつで昼夜を徹し過酷な自然界に飛び込む選手たちにはモノに頼る体温調節など不必要なものかもしれない。
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深夜0:00
熱気に包まれた会場を一斉にスタートする。多くの声援に見守られ、精鋭たちは闇のなかへ飛び込んだ。
目指すは太平洋。
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私たちも夜を徹して選手の行く先に先回りして向かう。
明朝、眠らずに走り通した選手の姿が目前にそびえる山の頂きに見えた。
山々を走る選手たちはやはり一流のスポーツマンだった。
私たち取材スタッフにサービス精神で対応してくれ、写真を撮らせてくれる。ここまでが辛かった、今回は調子がいい、などコメントも忘れない。
疲労が辛いだろうに、カメラを向ければポーズを決めてくれる方もいた。
時間と体力を消耗させてしまう申し訳なさを感じながら、ありがたくシャッターを切る。
心からの「いってらっしゃい!」で逞しい選手の背中を見送る。
さらに彼らはレースにもかかわらず、下山中の登山者がいれば道を譲り快く写真にも応えていた。
自然界と自分自身に挑むひとは心までスケールが広いのだ。
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彼らは大きな声援を受け、大地を噛みしめるように歩く。
遥か遠くの峰まで続く稜線をたどり、山々に見守られながらこの日本を縦断する。
日本一過酷なレースも彼らにとっては〝楽しい旅〟だそうだ。
ゴールは静岡県大浜海岸。
415kmの道のりを踏破したとき、
彼らにはなにが見えるのだろう。
前回の東京オリンピックは 10月開催で 過ごしやすい秋の開催 2020年は夏の開催
誰が決めたのか?
地球の反対側のブラジル 気候的には冬と思ってたのに 8月の平均気温 22度 おいおい
過酷すぎるよね
選手は それを目標にして鍛えてても サポートする人達は?
表に出る人達は注目されるけど それを支える人達の方が はるかに多いよね
お疲れさまでした