まど・みちおさんの詩集
『ぞうのミミカキ』
挿絵が
フィリップ・ヴィダレンさんのモノクロ写真で、すごくいい雰囲気の詩集になっていました。
ちょうど谷川俊太郎さんの本を読んだばかりで、
詩はわからなかったら、自分の読解力がないとかじゃなくて詩の方が悪い、でいいんです、という谷川さんの言葉を思い出したりもしながら。
この詩集で好きだったのは
「なべのふたのつまみ」
という詩
こわれて、なべのふたのつまみが、取れてしまったところからシーンが始まります。
「ごみばこめがけて なげこんでいた
おれいとおわびをいうかわりに
じぶんをなげこむのわすれてる・・・と
さらとしゃくしがひそひそはなした」
っていう最後のところが特に好きでした。
そんなわけで
2016年29冊目
2月の11冊目でした。
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ひでさん
まるみるさん
コメントありがとうございます!
ひでさん
アートの写真作品は作家さんのテーマやステートメントと言って、作品と作家にまつわる文章があるのですが、それを読んでからまた写真を見たら、さらにその写真の見方が深まったり感動したりすることがあるので、そんな楽しみ方もまた好きですね。
でも結局感覚的なことだったりもするので、単純にみて、好きかそうじゃないか、っていうので味わう感じかも。
いろんな作品をたくさん見たいです。
まるみるさん
高校生のころに鳥さんと暮らされていたことがあるんですね
鳥さんは1日ご飯を抜いただけでも、すぐ弱ってしまう繊細な生き物ですね。声も綺麗で、よく見ていると表情も豊かなので大好きです。
まりさん、お返事、ありがとうです。
私の鳥さんは、今頃、天国のどの辺を飛んでいるのか、たまに
伝えてほしいと思ったりしています。。。
そして、たまに詩集や童話を読むと、心がいやされますよね。
そう思いつつ、私は、アジアの昔話などをたまに読んだりして
います(笑)。