気になっていた映画、
気になっていた小説、
『かもめ食堂』
まずは小説から読みました。
とっても素敵な世界が広がります
静かで
ゆっくりで
丁寧な暮らし。
フィンランド、行ってみたいなあ。
この作品を知ったきっかけは
映画に出演されていた片桐はいりさんのエッセイを読んだから。
片桐はいりさんのエッセイは、
このかもめ食堂の撮影中、フィンランド滞在時について多くかかれている『わたしのマトカ』という本です。
かもめ食堂は
日本からある日突然、フィンランドで食堂を作ろうと思い立って単身のこんできたサチエ
地図を指差したところに行こう、と思って地図帳を開いたらフィンランドだったというミドリ
テレビでみたフィンランドが良さそうだったから来たものの
空港でバゲッジロストして、
その期間からかもめ食堂に通うようになったマサコ、
フィンランドの人たち
たくさんの人が集まります。
朝、仕入れのために市場に出掛けるサチエ。
ミドリが「市場ってどうしてこんなに楽しいんでしょうかね。毎日足を運んでも、飽きることなんてないですよね。どの場所にどんな物を売っていて、どんな人が売っていて、どのくらいの値段かもだいたいわかっているのに、どうして飽きないんでしょうか。それが不思議なんですよね。」
と言うとサチエは「いつも同じだから、逆に飽きないんでしょう。売っている人も売られている物も、生きてるっていう感じがするし。いくら市場でも売られている物がぐったりしていたら、誰も買わないもん。空の下っていうのも、こうすかーっと抜けてていいのよね。」
と答える。
このやりとり、すごく好き。
うちでは地元でとれた湘南野菜をよく食べるので、市場にもちょくちょく行くのですが、
まさに、こういう感じ。
大型スーパーみたいになにか何まで揃っているわけじゃないけれど、
とれたてで、新鮮なものを、自信をもって並べてくれる農家さんたちがいて、そこにお買い物にいくっていうのが、すごく気持ちがいいんです。楽しい。
フィンランドの市場、行ってみたいなあ
で、
読み終えたら
素朴な具ののりまきおにぎりと
シナモンロール、コーヒーが
無性に欲しくなりました。
2016年21冊目
2月の3冊目でした。
コメント
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こんばんは(*^▽^)/★*☆♪
ちょっとブラウザの調子が悪くてコメントできなかったのです。
かもめ食堂は3度観ました。
ゆるキャラの走りですかね?
でも、本当はどうやって繁盛するまで食べていけたのか?今でも不思議です。
ゆるい映画は好きです。
市川実日子さんの続編がありますね(^_^)
コハダ
2016年02月05日
おおっ、頑張って読んでますね。そして、順調に記録が伸びて。。。☆