紅葉と黄葉

東京は、
先月30日、「イチョウの黄葉」
今月4日、「カエデの紅葉」を観測。

「イチョウの黄葉」は、平年より10日遅く、昨年より5日遅い観測、
「カエデの紅葉」は、平年より7日遅く、昨年より9日遅い観測です。

紅葉スポットでは、
ちょうど今、見頃を迎えているところもありますね。

緑色の葉が、赤や黄に染まっていく光景は、
壮大な自然の力を感じさせてくれます。

春から夏にかけての緑色の葉は、
「クロロフィル」という緑色の色素によるものですが…
秋が深まってくると、
この「クロロフィル」が分解されます。

すると、緑色の色素が減少し、
葉にもともと含まれていた「カロテノイド」という黄色の色素が目立つようになったのが、「黄葉」

一方、新たに作られた「アントシアン」という赤色の色素によるのが、「紅葉」です。

ちなみに、これらの色素は、植物を守る働きをしているとか。

冬を迎える前に、様々な準備をする木々。

そして、それぞれの色素の違いに、
気温などの自然条件が加わって、
美しい錦絵を作り出しているんですね~!

写真は、褐色に染まった「褐葉のクヌギ」
こちらも、着々と冬支度をしているようです!

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