山粧う

季節ごとに姿を変える山々。

その姿は、俳句の季語で、
春は、「山笑う」
夏は、「山滴る」
秋は、「山粧う(よそおう)」
冬は、「山眠る」
と表現されるそうです。

ルーツは、
「臥遊録(がゆうろく)」という漢詩。

「春山淡治にして笑うが如く
夏山蒼翠にして滴るが如く
秋山明浄にして粧うが如く
冬山惨淡として眠るが如し」
から来た言葉とか。

さて、「山装う」秋!
主役は、やはり落葉樹ですね。

落葉樹とは、
その名の通り、一定の季節、すべての葉を落とす樹木。

水分を十分に吸収することができない冬、
葉から水分が蒸発して枯れてしまうのを防ぐことが、
葉を落とす理由のひとつと言われています。

その葉を落とす前に、
彩りを見せてくれるわけですね。

「山装う」秋!
「紅葉」は、「山眠る」冬の前の準備ですね〜!

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