図書館に行く前に読み終えていたのが
『たそがれビール』(幻冬社)
小川糸さんのエッセイ。
この本の年は小川さんは夏をドイツを中心に過ごされています。
ドイツに行っている間
足りない道具でなんとか料理している様子が描かれているのですが
不自由しているっていうよりも、なんとかしているのが、ちょっといいかんじ、なんです。
土曜日の市まで待って買い物をしたり。
ティーポットが欲しかったけれど
新品じゃなくて中古でお手頃なものを探してきたり。
でも安いものにこだわっているとかじゃなくて 自分たちにとって、ちょうどいいものを、よくわかった上で買い物をしている。
その様子が心地よいんです。
冷凍したご飯をあたためなおすのに、
ラップした上からビニールに入れて湯煎にかける、っていうのを読んで
あーなるほど!と思いました。
我が家、いま、電子レンジがないんです。
引っ越ししたときに、電子レンジは絶対買おうね、って言っていたのに、タイミングを逃してもう8カ月もそのまま。
我が家の場合は冷凍したご飯は全部雑炊にしてしまっていますが、湯煎で解凍して焼きおにぎりとかもいいなあ、なんて。
小川さんのエッセイには
美味しいものがいっぱい出てくるので
お腹がぐーぐーしちゃいます。
本から、生活のヒントが見出されるなんて、いいですね。
また、違う視点から、物を見ることが出来るのは、すごく人生にとって
プラスになりますよね。。。