最近読んだ本


舞台を観てから、原作が気になったので読みました。
観劇してから、一週間後くらいに読んだのですが、舞台でみた画が
そのまま本のなかから飛び出してくるようで
皆さんの演じたキャラクターが3Dの小人になって私の前にいるみたいで想像してすごく面白かったです。
文章なのに、しっかり映像というか画で読めてあっという間に読み終えました。

それから、三島由紀夫さんの午後の曳航の文章力が衝撃的すぎて、二回読み返したあと
三島由紀夫作品を買いあさりました。
心理描写の細やかさは、読むたびにハッとします。
個人的に極端ともいえるほど偏った思想を感じますが、それを凌駕するだけの圧倒的な美的感性と繊細な描写があるので、その表現力を知りたくなります。

とくに心理描写は本当にすばらしくて、何度もえんぴつで線を引いてしまいます。自分の演技にいずれ役に立つかもしれないので、これを学んでみようと思いました。どんなに多感でひとの心理を掴めても、ここまで筆に書き起こせるのはやはりもって生まれた才能なんでしょうね。
私は日本の文学を知らなすぎたのかもしれません。
この人は一体どんな眼をして生きていたのだろう、と思わざるを得ない作家です。

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