映画『ウォルト・ディズニーの約束』


久々に
映画で
じょじょ泣きしました。


映画『ウォルト・ディズニーの約束』

小さい頃、大好きで
録画ビデオを何度も何度も何度も観ていた
ディズニー映画の『メリー・ポピンズ』

この作品がどのようにして映画化されたのかを描いたのが
今回の『ウォルト・ディズニーの約束』
です。


芸術

文化

それらを発信する人、表現する人

夢を売る仕事とは何なのか、
多様な答えのうちの一つがこの作品の中にあります。


現実では絶対に消えない、消せない苦しみも
夢の世界で「表現」という形にして外に出せば
変わるような気がする。
せめて、そうして変えて行かなければ、
どこかが潰れてしまう。


夢を売る仕事の表現者たちは
文豪にせよ画家にせよ
自分の心と、自分が最も大切にしている人のために、
様々な手段で発信している。
それが多くの人の共感をたまたま呼ぶことがあり、そちらばかりに光は当たりやすいものだけれど、
根底に隠れて眠る原動力は
そんなところにあるのかもしれません。


メリー・ポピンズの原作者である
トラヴァース夫人は
こんな言葉を残しているそうです。



「幸せな物語は悲しみから生まれる。」



メリー・ポピンズは
誰を助けに?


メリー・ポピンズの映画に出てくる
バートが煙突掃除の格好で、ジェーンとマイケルに語るシーン、
お父さんは冷たい銀行で毎日家族のために独りで頑張っている、誰にも助けを求められない、という部分を思い出して、
ディズニーの、トラヴァース夫人への気持ちも感じました。



そして、
この映画の
もうひとつの見所として、

やはり歌も見逃せません。

もともとの『メリー・ポピンズ』が
素敵な歌が満載なだけに
それらがどのように打ち合わせを経て作られて行ったのか、
そのあたりもワクワクしながら楽しめます。


映画音楽を担当したシャーマン兄弟役の
ジェイソン・シュワルツマンが
夜のリハーサルスタジオで
ピアノを弾きながら「2ペンスを鳩に」を歌うシーンは
本当に素晴らしいです。

その時の状況とか
シャーマン兄弟の気持ちとか
もやもやごちゃごちゃして困り果てて
いろんなものがミックスされた雰囲気を
「2ペンスを鳩に」を弾き歌いするだけで表現している、そのシーンに涙が出るほど、釘付けでした。




ちなみに私
『ウォルト・ディズニーの約束』を観る前に
『メリー・ポピンズ』を
一度レンタルして復習してから映画館に行きました。

復習して良かったー。更に楽しみ方が広がること間違いなし。

というか
いま
『メリー・ポピンズ』の
DVDが手元に欲しくなってます。


むふ。







コメント

素敵な感動を得られたみたいですね、、、また、夢を売るお仕事をしている
まりさんにとって、大いに参考になったようですね。☆

まるみる 2014年04月07日

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