『サクラ咲く』

中学・高校での
春を思わせる作品

『サクラ咲く』(光文社)

辻村深月さんの小説です。


「約束の場所、約束の時間」

「サクラ咲く」

「世界で一番美しい宝石」

3つの作品が
若美谷中学・高校を舞台に描かれています。


合唱曲の「遠い日の歌」が作品中に出て来て


クラスで合唱、

やったよなあ。



「人はただ、風の中を、迷いながら、歩き続ける」
って歌詞の。



図書室のシーンも

自分自身が通った学校の
小さな図書室を懐かしく思い出したり。



「サクラ咲く」の中で
主人公のマチが、友達とタイムマシンが可能かどうかを調べる宿題をしているのですが、

タイムマシンがもしも遠い将来できるかもしれないと思った時、

「そのとき、マチは今年の夏を懐かしく思い出すかもしれない。戻りたいと思うかどうかはわからないけど、この夏はそれぐらいキラキラと輝く思い出になって胸の中にしまわれそうな、そんな予感がした。」


と感じています。



マチが羨ましいです。
学生時代に、そんなキラキラした思い出があったかなと、自分に置き換えて思い出そうとしても
全く何も思い浮かびません。

思い出すのは
しんどかった勉強と
とにかく毎日眠かったこと、
ピアノと、腰痛と、肩こり。

家庭の教育方針的にも
現実的な時間的にも
友達となにかワイワイする時間なんて
なかったんだなあ。

それはそれで
全力だったから充実はしていたし
後悔なんて無いんだけど
物語やドラマで友達同士のシーンをみると
なんとなく絵の中の遠い国の話を見たような心地になります。


キラキラした思い出かあ。



タイムマシンが出来たら
いつに戻りたいだろう。



うーん


戻りたい時は
無いかなあ

その時その時
結構大変だったもんなあ。


思えば幼稚園ですら
当時の自分的には
いっぱいいっぱいだったわけだし。



今年のサクラ
もうすぐ満開かなあ。

そういえば
ここ最近かな。桜が咲いても寂しく悲しくならなくなったの。

いろんなことを
少しずつ積み重ねて
今年の桜が咲くんだね。















コメント

その時、その時が楽しかったので、例えば、小五の時とか、中ニの時とか、
高一の時とか、ある時期に戻りたいという希望は全くありません。(笑)

楽しかったことがあった、ある年の、ある一日に戻りたいという希望はある
けれど。。。

まるみる 2014年03月29日

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