【アフリカの思い出】

先月11月にオンエアされたNHK『地球イチバン』。

その取材で９月に二週間訪れた、アフリカはナミビア。

ナミビアは、世界で最もチーターの生息数が多い国。また国土の四割近くが国立公園に指定され野生動物も年々数を増やしており、国を挙げて自然の保護に取り組んでいる、そんなところです。

今回の仕事は行きも帰りも1人だったんだけど、やっぱり遠い(^_^;)！！

海外も割と慣れてる方だとは思うし一人旅は大好きなんだけど、、

まずフランクフルトへ12時間のフライト。

トランジットで4時間ぐらい時間を潰して、いざナミビアの首都ヴィントフックへ10時間。

そこから国内線の空港へ車で1時間半程移動してから更に小型機で2時間のフライト。

いやぁ今だに世界地図を見ても遠い所へ行ったもんだなぁと思いますね(^_^;)

でも、いい経験させてもらいました！！

360度地平線が見渡せることの驚き。

多い時の移動距離は車で1日7～800km。

昼間は日焼け止めも効かない日差しなのに、朝晩はフリースとパーカを着込む程の寒暖差。

国立公園の中で見る動物たちの種類の多さに驚かされ、真近に見たその美しさに魅了されました。

保護施設で触れた半野生のチーターは、大きな猫のように可愛くもあり、野生の威厳と風格に満ち溢れていました。

そして沈む夕陽の大きさとエネルギーに圧倒され、

住む人達の自然と動物に対しての感謝、畏怖、そして愛情に触れてきました。

話を聞いた人達が口を揃えて、『私達は自然と動物のお陰で生かされているんだ。だからこそ、その大事なものを未来へ残すのが私達の役目なんだ』と話していたのがとても印象的でした。

自分達の生きている世界の財産とは何か。大切に守るべきものは何か。そこに揺るぎない信念と愛情がある人達と触れ合う事が出来、肩を組んで笑い、『また家族とおいで』と言ってもらえた事は僕のこれからの人生にとって大きな宝になった気がします。

いつかホントに子供たちと行けたらいいなぁ。

(写真は、保護施設で出会ったプライドという名のチーター、アフリカの夕陽、国立公園のシマウマです。)