この瞬間にしか生まれない芸術

S×G Box Beautyの
今回のゲストさんは

カリグラファー
イルミネーター
紋章デザイナー

でいらっしゃいます

西村弥生さんをお招きして
お話しを伺いました。

先のブログで
実際に番組内で私がチャレンジさせていただいた
Mの文字をのせましたが

こちら

http://beamie.jp/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=...


他にもたくさん
素敵なお話しを伺いました。

カリグラフィーって
そもそもどんなもの?という話から、

西村さんの
カリグラファーへの道のり

この日は
西村さんのとっても素敵な作品を1つ
お持ちいただきました。

この作品、目の前にして
本当に素敵な気持ちになりました。

ずーーーーーっと見ていても良いなあと思うくらい
素敵な作品です。

羊皮紙に描いているということで

私たちが普段みなれた紙に描いた時よりも
奥行きと透明感があり
優しくて柔らかい空気感があるのが
とても不思議でした。


描く時には
斜めにした台の上に
紙を広げて描いて行くんだそうです。

羊皮紙に描く場合は
その台の傾斜がかなり急で
ほとんど垂直?っていうくらいまで立てているとか。

そして
ペン先につけたインクが
重力で文字の下の方に向かって垂れてくることによって
描いた文字に自然な色の濃淡が生れるんだそうです。

つまり
濃淡は
その日、その時、その瞬間にしか生まれないもの。

同じ文字を同じように描いても
もう一度、濃淡まで同じように仕上がることは
おそらくないでしょう。

たった一瞬で生み出される
ただひとつの文字のつらなり。

描かれた文字から
呼吸までが感じられそうです。

スタジオ内に飾らせていただきながら
番組を進めさせていただいたのですが、

細い線と
この1文字の中に生まれる絶妙な濃淡が
なんともエレガントなんですよ。

わたくし、うっとり見惚れておりました。

皆さんにも、ぜひ一度、その作品を
近くで見ていただきたい!って思います。


西村さんと一緒に
ソラトニワのロゴの前で記念撮影♪

西村さんがお持ちなのが
上で私が書いた、その作品です。



西村さんご本人いわく

遠回りだったと。

でもこの番組を通して
数々のすばらしいプロフェッショナルな方々とお話しさせていただいて
本当に改めて

通って来た道、全てが、今に繋がっているんだ

と私は感じさせられています。

無駄なことは1つもない、とも言いますけれども
これは本当なんだなあと。


全ての事が
今日に繋がって
当時は無駄だとか、どうにもならないとか、大失敗だったなと思っていたことも
全て、今日の自分を作る材料になっているんだということ。


西村さんの描く文字の世界
1文字1文字にかける想いが
これまで歩いてきた道のりから作りあげられている。
優しくも情熱的な想いそのものが、文字になっているんです。


私も毎日を大切に
頑張ろう。


も、文字も…
きれいに、なりますように~ほほほ。

コメント

唯一つのものを生み出すセンスには、確かに
脱帽しますね。クローバー

本当に、職人、という感じがします。☆

まるみる 2013年07月26日

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