雨の日に聴きたいフランツ・リスト

ピアノからしばらく離れて
やっと、心穏やかにピアノの曲も聴こうかなと思えるようになってきた頃です。

大学のピアノ科で演奏を学んでいた時には
とにかくクラシックが流れると胃がキリキリ。
もうあちこち気になって仕方がなくて。
よく音楽系の大学の人って家に居る時はいつもクラシックのCDとか流れてるんでしょとか言われるんですけれど、
とんでもない!と私は思っていました。
勉強していた時は、聴くことイコール勉強なので
そんなものが食事中に流れていたら消化に悪くてどうしようもないのです。

そんなわけで
家で休みたい時は
猛烈に「しーん…」とさせていました。
とにかく、音、排除!耳、休憩!みたいなね。


さて
そんなわけでそろそろ
私の中にあるクラシック話も
少しずつでも書いて行けたら
今後いいかな~なんて思っているのです。

クラシックって
堅苦しいとか
ちゃんとして聴かなきゃとか
そういうイメージもある方もいらっしゃるかもしれませんが、
ぜーんぜん、そんなことはなくて、

やっぱり何年も時が経っても
演奏され続けているだけのことはあって
本当に素敵な旋律、ハーモニーが
たくさんあるんですよね。

時を越えて
人々の心に響くメロディ。

そういうものを
昔、勉強していたんだなあと
今改めて思うと、
なんだか渦中にいた時は
とにかく必死で、勉強勉強で
ちょっとだけ、楽しむ余裕がなかったことをもったいなくも今思うのでした。

今だからこそ
見えてきたこと。
素直に書いて行けたらいいな。

さて

雨の梅雨。

雨の日に聴きたくなる曲って
みなさん何かありますか?

私は自分がピアノ科出身なので
どうしても選曲がピアノ曲に偏りがちにはなるのですが、
それでもいい曲がいっぱいあるので
少しずつ書いて行こうと思います。

今はね

これを書きながら
フランツ・リスト(Franz Liszt)の曲を聞いています。

ピアノの魔術師
超絶技巧の曲を数多く作曲したピアノの詩人
というので多く知られていますが、

指を速く動かさなければいけない曲だけではなくて
ゆったりとした、優雅な曲も
リストはとっても素晴らしい曲をたくさん書いています。

今日の
雨の日に聴きたいフランツ・リストは

「コンソレーション 第三番 S.172」(Consolations No.3 S.172)

日本語のタイトルで「慰め」とも訳されている
ピアノ独奏曲です。

ピアノの鍵盤から
小さな雨粒がキラキラとこぼれおちて行くような曲です。

リストの作曲したピアノ曲の
優雅な曲は
本当に梅雨の雨に似合うものがいっぱいあります。

大き過ぎないボリュームで
この曲を聴きながら
そして外に降る雨をながめ、
その雨音も聴きながら。

雨という自然とともに
この曲が身体の中に染みわたって行くような感じがします。

雨が演奏することが出来る鍵盤、というのがこの世に存在したら
きっとこの曲を
世にも美しい輝きで演奏することでしょう。



ちなみに今聴いているのは
ホルヘ・ボレット(JORGE BOLET)さんの演奏です。


・・・・・・・
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コメントのお返事です。

ドラさんへ
ピンク紫っぽいアジサイも
とってもキレイですね♪
これからも頑張ります!


まるみるさんへ
ゆったりした時間って
意識的に作ろうってしないと
なかなか流れていってしまいますよね。
私もなるべく作って行くように努力しています。
番組プレゼントのニュージーランドワインbellaはたくさんの方に
ご応募いただけるといいな~って思います。
ネイルはシールなんです、とっても簡単。番組でも紹介しました。
雨除けのバックカバーは今大活躍中です。


キララオーさんへ
カフェはお気に入りの場所をこれからも見付けていきたいです。
好きな場所がいっぱいあったらいいですよね。
気になる場所がまだまだたくさんあるので
少しずつ開拓していきたいと思います。

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