何のために

小説、エッセイ、などなど
ジャンルを問わず読んでいると

時々出てくるのが

「何のために生きているのか」

というテーマ。

小説の登場人物が、このお題に対して悩み苦しんでいることもあれば、

自己啓発系の本では、何のために生きているのかしっかり考えて生活しよう!
みたいなことが書かれてあったり。

いろんなことを通して
私自身も考えて来て
その時その時で、いろいろと考えは変化してきているのですが、

今のところ
このお題に対する私の、現時点での答えとしては

「そんなの今はわかんないよね」

というもの。

ずーっと年をとって
死の直前とかになって、
振り返ってみれば、
○○のために生きてきた
と言えるのかもしれないけれど

今は、はっきり明確に1つの事柄をあげて
のべることは、難しいのかもしれないよなと思ったんです。

「何のために」という日本語が、いまいち良くないのかもしれません。

がっちりと1つの明確なスローガンのようなものを掲げ
それに向かって猪突猛進しなければいけないようなイメージが私の中にあるのかもしれないですね、何々のために、と言う言葉には。

あくまでも
私個人の中にあるイメージの問題ではあるのですが。

かといって
漫然とぶらぶらしていて良いのか、と言われると
そうもいかないよな、と。

では、どうしたらいいのか。

私がたどり着いた、今の結論としては

「自分が何をしている時に楽しいと思うのか」
「何をしている時が一番幸せだと感じているのか」

こういうことに
素直に、向き合ってみることを
毎日の中で大切にしていけたらいいんじゃないかな、というものです。

もちろん、楽しいことだけでは
毎日は構成できませんし、
なかなか大変なことも、むしろ楽しいことよりも沢山ある、というのが
日常というもの。

それでも、
自分が楽しいと思う事は、これ。
自分が幸せだと感じる瞬間は、これ。
というのを見付けておくことは
毎日を楽しく変えて行くために、とても重要な鍵になってくるような気がしているんです。


「何のために生きているのか」
「自分の行動によってどんな生産的なことが社会に生れるのか」

そういうことを考えて行くと
だんだん頭の中がもやもやしてきて
ぐるぐるとしてきて
霞がかかったようになり、

最終的に、それらの問いかけに対して
はっきりとした答えが出せない自分。
そんな自分は、すごくダメな子なんだと思いこんでしまいそうになるんです。

だめだめだめだめ。

これはダメな渦に突入しています。

このままだと
心がぺしゃっと潰れてしまいます。
暑い日のチョコレート並みに、ぺしゃっと。ぺたーっと。
もう再起不能な感じに、のびのびのぺっしゃんこに潰れてしまいます。

そうじゃなくて。

「楽しいこと」
「幸せなこと」

を探してみると

今は最初のお題に答えられなくても
いずれ、気が付く日が出てくるような気がするんです。

私もまだまだ
人生修業の途中ですので
これで正しいのかどうかなんて分かりません。

でもとりあえず
今の私としては

毎日楽しまなくちゃ

と思い、

自分の楽しいこと、幸せなことを
とことん突き詰めて進んでみよう

と思っているのでありました。

そんな今日この頃。

陽射しが照りつけているから
チョコレートが溶けたイメージなんて湧いて来たのかな。

コメント

まりさん
お久しぶりです

『何のために人は生きるのか…』

案外シンプルで、
それは『昨日よりも幸せに成るため』に人は生きるのでしょう。

只、この『幸せ』と云う物が、何に幸せを感じるのかと云う点で正に千差万別の為、大変厄介で人は悩み惑う。そして幸せに成ることを自分で難しくしてしまう…。
鎌倉時代に活躍した、日蓮と云う稀代の哲学者が、弟子達に宛てた手紙にその答えが沢山残されて居ます。そこには
人としての究極の幸せな人生は、『師と共に呼吸を合わせ、大願をもち、大法を弘める人生である。』と在ります。
人の幸福には環境や縁で崩されて仕舞う『相対的幸福』と何にも崩されない『絶対的幸福』が在り、
生老病死の恐れも無い究極の幸福が『絶対的幸福』と言えます。何故なら師と共に大法を弘める人生の残した偉業達は、人々の記憶に残される事で無限の生命観を得てきたからです。

私も未だ未だ修行中の身ですが、先代の遺志『究極の生命哲学を世界へ』を一身に引き継ぎ、それを達成した師の様に…同じく師の遺志を引き継ぎ、師の残した大願『この世から悲惨の二字を無くしたい』を達成するのが私の生きる理由です。

炎の人 2013年06月08日

過去に何度か、何のために生きているのか、という問いを
発せられ、その度に悩みぬいた日々を思い出しました。芽

その答えは未だに解けていませんが、きっと、誰かが
私の一挙手一投足で、幸せになったり、いい思いを
感じることがある、という、ふわふわな(笑)信念で、毎日
をがんばっていますよ。決定

そして、たまに、いろんな方から感謝の言葉をもらうと、
生きている実感が湧きます。指でOK

まるみる 2013年06月07日

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