繋がり

生きていると
いろんなことと「繋がって」います。

地球を取り巻く空気
踏みしめている大地

昨日仕事で会った人
何年も前に一緒にプロジェクトを成功させた人

全く関係ないとその当時は思っていた
別々の事が

ある時突然
繋がってしまうこともあるんです。

この仕事をしていると
いろいろなジャンルのお仕事をさせていただきますし
いろんな場所にも行く機会があります。

私は、
思いもよらなかったような所から
何かと何かの引き出しの中身が
化学反応を起こして
もっとすごいものが出来る瞬間が大好きです。

そのワクワクする感じ。
どきっとさせられる感じ。

剃刀のようにエッヂを効かせて切り込んできた風が
眠っていた引き出しを開けてくれることもあります。

古い友人と
思いがけない場所でばったり出くわして

「わあ！久しぶり～♪」

とテンションが上がる女子二人、みたいな、
そんな感じのドキドキワクワク。


今日、以前から仕事で何度かお世話になってきた方に

お陰さまで

と連絡をしました。

別の仕事との繋がりが出来たんですね。

鈴木家では
小さい頃から
母の教えとして
この「お陰さまで」と言う言葉が
すごく身近なところにありました。

正直、小さい頃は
「おかげさまで」の言葉が持つ意味を
きちんと認識で来ていたか、というと
…実は全く認識はできておらず
これを言わないと母に叱られるからとりあえず言う、というような状態の頃もありました。

おかげさまで、って
幼稚園児が言うには
やや大人な表現なような気もしますが
我が家ではそれを言うというのが
ルールというか、
言わないと鬼の形相で指摘されることの１つというか・・・あはは。


でも
大人になって
いろいろな仕事をして
いろろな現場にいって
いろいろな繋がりが出てくる
芸能界という職場に就職してみて

母の教えを
今、すごく感謝しているんです。


「お陰さまで」

と言う言葉が
常に染みつくように私を育ててくれた母。

将来を見越していたのでしょうか。

ありがとう。