ネオ・ジャポニズムとファッション

先月号の『VOGUE japan』は
ファッション業界における春夏ファッションの
ネオ・ジャポニズムについて
特集が組まれていました。

色鮮やかな生地。
安土・桃山の美術文化のような
絢爛豪華な配色、柄。

帯を強く意識したベルトを
派手柄のワンピースの上に合わせていたり。
帯締めのように見える部分もあったり
絢爛豪華な刺繍の帯のようなデザインになっていたり。

PRADAの足袋の形をしたソックス。
KENZOのグリーンを基調にしたデザイン。
スカジャンまでもさらに豪華に飾ってみたり。

ネオ・ジャポニズムの流れは
先日発表された秋冬ファッションにも
まだ続いているようですね。

そもそも
「ネオ」じゃなかった「ジャポニズム」の流れがあったのは
今から100年くらい前のこと。

ヨーロッパを中心として
パリ万博などが開催されるようになり
その時に、日本の文化が海を渡って届けられたという有名な話があります。

その結果
美術の世界でも
日本の浮世絵を強く意識した画家が出てきたり。

音楽の世界でも
アジア的な要素が
新しく刺激的なものとして
取り入れられるようになりました。

バレエ作品にも
三大バレエの1つである「くるみ割り人形」などにも
「中国の踊り」「アラビアの踊り」などなど
他の文化を取り入れようとする要素が
衣装、音楽、振付などで伺える程です。


日本人が思うジャポニズムと
他の国の人たちが感じるジャポニズムには
何かズレがあるような気がしますが
それがまた1つの芸術の形式として
花開く感じが、
日本人から見ても、新たに、刺激的でもあります。


オリンピック招致のサイトを見ていて

日本を代表するデザイナーの一人
コシノ・ジュンコさんのメッセージが目に留まりました。

「変える部分は変える、いいものは残す。そういう感性ある街づくりができるチャンスだと思う。外国から見た日本の美しさをもう一度見直してほしい。」

ファッション業界という
日本、そして世界を幅広くみている方だからこその言葉だったのかもしれません。

日本人は
他の国の方々と比べると
どちらかといえば、シャイな方が多いかもしれませんね。

だから、自分の国のことを
大声で自慢することに、なんだか控え目にしておかなければいけないような
そんな気がしてしまう部分もあるのかもしれません。
そこに日本人独特の「奥ゆかしさ」という文化もあるのかもしれませんが、
あまりにも「奥ゆかし」過ぎて、見えなくなってしまうものが出てきてしまうと
もったいないようにも思います。

世界のファッション業界からも注目されている
日本の文化。

巻き起こっている
ネオ・ジャポニズム


そんなファッションのあれこれを見ていたら

自分のネイルも

ビビットな色を使って
カラフルに仕上げてみたくなりました。


前から気になっていた
ネイルのシール。








貼りつけるだけで
簡単にアートを施したような爪に
自分で仕上げることができます。

シールを爪に合わせて貼って





余分な部分を爪やすりでこすり落とすだけで完成。
便利です。






ずばり日本的な絵柄のネイルシールは見付けられなかったけれど
気分はなんちゃってで、ということで。

このネイルシールのメリットは
効き手も上手に仕上げられるということ。

効き手側の爪にネイルを塗る時って
効き手じゃない方で刷毛を持って塗ることになるので、
塗る方の手がぷるぷるしちゃうんですよね。
結果、左右の手の仕上がり具合に差が…。

でもシールなら
貼りつけるだけなので
左右の技術力の差は
出ないのよ。

しばらく
この派手柄ネイルで遊んでいようと思います。
爪を主役にして
服はシンプルにして楽しもうっと。

ちょうど今年の春は
ビビットカラーの他に
上下ともに真っ白でコーディネートするのも流行っているので
ネイルをカラフルに
服は春らしい明るめの白にして過ごしてみようかしら。

コメント

まりさん
こんにちわウッシッシ

ジャポニズム
私の大好きなゴッホも多大な影響を受けているのは余りに有名ですねわーい(嬉しい顔)

『タンギー爺さんの肖像』や『ムスメの肖像』等が代表的できです(^_^)v

最近コレクション画像を観ていないのでそんな潮流が起きているのなら一つのアートピースとして鑑賞してみたいです

オリンピックは
ちょっと複雑な思いが有りますね…

開催地から広島が辞退してしまって
残念です(涙)
様々な課題があって断念せざるを得ないとの事、平和の式典としては最高の開催地と期待していたので…
現実的には東京ですね…建築家好きとしてはサナァの宿敵、あのアンビルドの女王『ザハ・ハディド』の建築が実現するかもしれないので楽しみです

炎の人 2013年03月30日

素敵なネイルですね。チューリップ

でも、握手を求められた時は、相手がびっくり
するかも知れませんね。さくらんぼ
特に、まりさんは、ロックなお顔ではなく、とっても
優しいお顔なので。。。(笑)

まるみる 2013年03月30日

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