【泣けるね〜】

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こないだ新聞で見かけたとある小学生の読書感想文。
書いた小学生の感受性や文章力にも驚かされ感動しましたが、改めてまた素晴らしい絵本があったことも思い出させてもらいました。


『八郎』


斎藤隆介作/滝平二郎画


皆さんも子供の頃に一度や二度読んだり聞いたりしたことがあるんじゃないかな？有名な本ですよね。


秋田県にある八郎潟。
その荒波を静めるために自らの身体と命を投げ打って海へ沈む山男の話、、

だったよなぁ、
ぐらいの思いで子供のために買い、読んであげたのですが、



なんか、心が震えちゃいました^_^



ネタばれになりますが、、


ただただ大きくなりたいと望んで育ってきた山男の八郎。
ある時、荒れる海に困り果てた人々や泣きわめく小さな男の子を見て悲しくなり、何とかしてやりたいとその身を投げ打って海へ入って行きます。
その時に八郎は初めて気付いて叫ぶんです。
『わかったあ！おらが、なしていままで、おっきくおっきくなりたかったか！ おらは、こうしておっきくおっきくなって、こうして、みんなのためになりたかったなだ、んでねが、わらしこ！』



五才の娘も八郎の話を気に入ったようで何度か読むようせがまれてますが^_^、
読んでる僕も子供と一緒に八郎の強さや優しさに毎回胸打たれています。

人としての大きさ、強さ、優しさ、すごくストレートに感じさせてくれて胸が暖かくなる作品です。


皆さんも良かったらお子さんに、、大人の方はまた改めて読んでみてください(^-^)/



八郎みたいになりたいな。