本当に美味しい蕎麦。
蕎麦の食べ方もいろいろで、
天ぷら蕎麦とか
山菜蕎麦とか
様々ですが
本当に、本当に美味しい蕎麦っていうのは
シンプルに食べると
最高なんだなあと
改めて実感したのです。
あまりの寒さに
つい温かい蕎麦にしてしまったのですが、
ざる蕎麦にすれば良かったなあと思う程、
蕎麦そのものの味が美味しかったぁ…。
ざらりとした舌触り。
口の中で広がる蕎麦の香り。
なのに、そういう蕎麦独特の麺部分がぶつぶつ切れてしまう感じがなく
しっかりとしたコシがあって、つるりといただける。
美味しい。
とにかく美味しい。
ちなみに
蕎麦は
お正月の年越し蕎麦の話の時にも触れましたが
漢方の見方では
「脾」と「肺」に働きかける涼性の食材。
なので
寒い時、体の冷えが気になる時は
冷たい蕎麦としてではなく
今回のように温かい蕎麦で食べる方が
どちらかと言えば、おススメな食べ方ではあります。
そして
上にのった
ネギに注目。
ネギは
「脾」と「肺」に働きかけてる温性の食材なんです。
蕎麦とネギで
「脾」「肺」
働きかけてくれる五臓の場所が同じなんですね。
そしてそれぞれに
涼性と温性。
一緒に食べることで
冷え過ぎたり、温まり過ぎたりするのを防ぎ
ちょうどバランスをとっているようなイメージです。
薬味にネギ。
こうやって勉強を続けて行くと
昔から食べ合わせとして考えられてきたものって
ちゃんと意味があるんだなあと
思ったりするのでした。
というわけで
冷えている蕎麦を食べる時も
温めパワーが強い生姜や
今回のようなネギなどを合わせると
冷え過ぎ予防にも繋がります。
もちろん、
身体に熱が籠ってしまっているような場合。
咳が続いたり、
赤みがあるようなデキモノがあったり
肌が赤く痒くなるような時などは
涼性や寒性の食材も上手に使いながら
ちょっと温性や熱性の食材を控え目にしつつ
なんていうように
バランスをとってあげることも大切。
私自身もまだまだ
勉強中ですが
こうやって学びながら食べて行くと
食事もより一層楽しくなるなあと感じています。
いや~
それにしても
美味しい蕎麦でした、ほんとに。参りました。
蕎麦大好きです。
ちょっとした贅沢ですが、やっぱり手打ちの蕎麦がいいですね。
かけても、つけても美味しいですね。