特に雪の日に
外から帰って来ると
家で待っていた人に
「寒かったでしょう。あたれあたれ~」
って言われるんです。
「寒かったでしょう。」
までは、まあ、わかりますよね。
問題は次。
「あたれあたれ~」
これは
意訳しますと
「温かいストーブの前に陣取ってしばし身体が温まるまで暖をとりなよ」
と言う感じの意味になります。
本当に寒い日、
外から家の中に帰って来ると
しばらく寒さで
身体がかちこちになっちゃうようで
動けないんですよね。
手もかじかんじゃうし、
もうとにかく
防寒グッズを脱ぐのもやっとで
脱ぎ終えたらストーブの前へ直行。
「凍結」した自分の肉体を
ストーブの火で
「急速解凍」するイメージです。
先日の雪の日は
ちょうど母が先に帰宅していたので
母が、私に、この台詞
「寒かったでしょう。あたれあたれ~」
を言ってくれました。
その時、ああ、懐かしいなって思ったんです。
北国に住んでいたころは
この台詞は
おかえり~と同じくらい
毎日展開される台詞で
お決まりの言葉だったんですよね。
だから不思議にも思わなかったのですが、
今こうやって
改めて聞いてみると
面白い台詞だよなあと思ったわけです。
「あたれ」というのは
「火にあたれ」
「暖をとれ」
という意味ですが
これってもしかして秋田の方言?
他の地域でも言う言葉でしょうか。
もしかしたら秋田のように雪がたくさん降ったり
冬の寒さが厳しいエリアなら
同じ言葉を使っているのかなあ、と思ったもので。
どうでしょう。
さすがに、暑くて雪など無縁な地域では「あたれ~」なんて言わないですよね。
何にあたるって、扇風機?クーラー?ってなりそうですし。
ちなみに秋田では
夏には「あたれ~」とは言わないです。
これは冬限定。しかもストーブなど暖房のものに対して限定の言葉。
温かいものでも、こたつに対しては「あたれ~」とは言いません。
やっぱりこたつは「入る」になります。
「寒かったでしょう。あたれあたれ~」
という言葉を聞きながら
ストーブ前に直行するという
冬だけの懐かしい光景。
東京に暮らしながら思い出せるとは。
思いがけず、ちょっと懐かしい瞬間でした。
まりさ~ん!(≧∇≦)こんばんわ~
言います!言います!懐かしいですね~!o(^-^)o
私は、山形出身ですが、
山形弁ですと、
あだれ!あだれ!あだれは~!ですかね!(*^o^*)
ヤッパリ、濁音が多いです!
秋田弁の方が言葉がキレイですね!(^_^)