面白い雲が浮かんでいました。
これを見て私は
「あ、除雪車の跡みたい」
って言ったんです。
それを聞いた友達は
猛烈に、きょっとーん、とした表情に。
あ、そうか、と気が付きました。
こんな雲を見て
「除雪車の跡」って言われても
雪国育ちじゃない人にとっては
きっと、びっくりしちゃう表現ですよね。
でも私にとっては
何度みても
道路に踏み固められた雪の上に付く
車のタイヤの跡、
しかも大きな除雪車などが通った跡に見えて仕方が無いのでした。
今の時期に見たから、というのもあるかもしれません。
小さい頃
雪道に付いたタイヤの跡や
靴の裏の形が面白くて
その跡をたどりながら学校への行き帰り、歩いていたなあ。
不思議なことに
全く同じ模様のタイヤ跡や足跡なんて
なかなか無いもので
1種類、今日はこの跡を追いかけようと決めたら
その跡が消えてしまうまでずーっと追跡してみたりして。
意味なんてないんですけれど
そんな遊び方をしていたのを思いだしました。
子供の頃に遊んでたことって
大人になってから思い出すと
なんであんなこと、思い付いて遊んでいたんだろうっていうことや、
何がそんなに面白くて夢中になっていたのか理解できないことって
結構たくさんあるものですね。
深い意味なんてない。
面白いから、ただそれだけ。
ピュアだったなあ~。
大人になってからも
目的や利益なんてなくて
ただ面白いから、楽しいから、っていう理由だけの時間、
大切に作れる人でありたいなと
雪国での子供時代を思い出しながら感じました。
いろんなものを見て、別のものを発想する力は、
大切ですね。
そのためにも、これからも、いろんな経験をして
いきたいものですね。