MOMO

「モモ」

と聞いて何を思い浮かべますか？

アクセントの場所、発音、
書いてあるなら、ひらがな、カタカナ、アルファベット、漢字にもよりますが

カタカナの「モモ」なら

小さい頃叔母さんからプレゼントしてもらった
ミヒャエル・エンデの本『モモ』
がぱっと思い付きます。

時間泥棒と闘う少女、モモ。

映像作品にもなって観たのですが、
小さい頃は、時間泥棒がすごく怖くて…。


漢字ならやっぱり「桃」

今年も山梨の農家さんからいただいた桃、美味しかったなあ。
今年は桃ジャムも作ったし、コンポートにしたり、冷凍桃も作ったのでした。


本日の「モモ」は
少女でも果物でもなく

エスニック料理です。









見た目は中華料理みたいですが
これはネパール料理の「モモ」

お店によっては揚げてあったりもしますが
ここのお店の「モモ」は
まさに中華のショウロンポーみたい。

スパイシーな味で
エスニックカレーともよく合います。

以前お仕事でネパールカレーのお店にロケに行った時に
お店の方に教えていただいたメニューが、この「モモ」

インドカレーとネパールカレーはどこが違うの？
とお店の方に質問したところ
ほとんど一緒というお話でしたが
この「モモ」はネパールの料理だから
インドカレーのお店にはほとんどないという事でした。

以来、ネパールカレーという看板を掲げているお店にいくと
欠かさず「モモ」をチェックしてしまいます。


今回は家でのご飯の追加の1品として「モモ」を選んだので

お店では食べずに
テイクアウトのパックにしていただきました。

ここのお店は持ち帰りメニューを注文してから
出来あがりを待っている間に
いつもなにか1杯飲み物をサービスしてくれるんですよ。

先日母が行った時は冷たいラッシーだったそうですが

私が行った今回は
温かいチャイでした。






もう陽も落ちて
かなり冷えてきていたので
スパイスたっぷりのあったかチャイは
ありがたかった～。

こういうお店の方の心遣いが
とても嬉しくて、
お店で食べる時以外にも
利用したくなります。

インドカレーやネパールカレーのお店だと
カレーとナン、サラダに、タンドリーチキン
などの組み合わせが有名ですが

サイドメニューも結構面白いものがいっぱいあるんですよ。

お店で食べる時には
カレーやナンでお腹がいっぱいになり、
サイドメニューまでは胃袋に余裕が無く、辿りつかなかったりするのですが

サイドメニューだけ組み合わせて持ち帰りにすると
おつまみ感覚で楽しみやすいかなと思います。

スパイスは体を温めてくれるものが多く
これからの季節にもぴったりですね。

お店の人からのチャイの心遣いと
スパイシーな料理。

心も体もぽっかぽかになりました。