寒いなあと感じる日が増えてきましたね。
この時期、寒さと一緒にやってくるのが
空気の乾燥。
かさかさした冷たい空気が
体に入って来る時期には
喉からくる風邪に注意が必要ですね。
最近街を歩いていると
こほこほげほげほ
咳がたくさん聞こえてくる気がします。
私の周囲にも風邪をひいている方がいっぱい。
そんなわけで
今回は
喉をいたわるホットドリンクを作ってみました。
喉に良い飲み物はいろいろあるのですが
欠かせない材料が
はちみつ。
はちみつ+何かで
いろんな、喉に良いホットドリンクを楽しめます。
今回は小さい頃からよく飲んでいた
レモンを合わせたホットドリンク。
はちみつレモンです。
市販のものも何種類かありますね、はちみつレモン。
手作りすれば、お砂糖なしで作ることができて
喉に優しい上に、健康も気遣うことが出来ます。
まずは
レモンをスライス。
マグカップにいれて
そこにお湯を入れます。
そしたら
最後にはちみつをお好みで加えて。
これだけで完成。
ちなみに私は
マグカップ1杯のお湯に対して
スライスレモン2枚
蜂蜜を写真のようなスプーンで2杯程入れます。
夜になると
コホコホと出てくる咳にも
温かいはちみつ入りのドリンクは良いって言われたりしますね。
では
はちみつを
漢方の視点から見てみましょう。
はちみつは
「脾」「肺」に働きかけてくれる平性の食材。
なんだかやる気が出ません~もう横になりたいかも~という「気虚」タイプにもぴったりです。
ここで注目したいのは「肺」
秋から来る空気の乾燥への対策は
「肺」に潤いを与えることがポイントの1つになります。
はちみつの持つ「肺」への潤いパワーで
秋の乾燥から喉をしっかり守りたいですね。
また、「脾」が弱ると唇に、「肺」が弱ると鼻に
なんらかの不調のサインが出てくることもあります。
そういえば急に唇がカサカサしてきたなあ、
鼻水が…、クシャミで鼻がむずむず、
なんていうことも、もしかしたら「脾」や「肺」の働きが
弱くなっているからかも。
「肺」は全身に水分を巡らせる「肺の水道通調作用」も受け持っていますし、
「脾」は取り込んだ栄養を全身に巡らせるための
人間の動力源を握っている大切な役割も受け持っています。
また、お砂糖ではなく、はちみつを使ってホットドリンクを作ることによって
血糖値の急激な上昇を抑える効果もあるのだとか。
甘いものは100%シャットアウト、にするのは無理~
という甘いもの好きな人も
上手に自然の甘味とお付き合いしていけば
乗り切れそうですね。
今回は
はちみつレモンのドリンクを作りましたが
レモンのクエン酸疲パワーと一緒に
はちみつにも「気虚」に働きかけてくれる
疲労回復パワーが備わっているので
レモンとはちみつのダブルで
元気パワーもしっかりチャージできそうです。
ということで
秋の養生は乾燥に注意
はちみつで潤いながら
レモンと一緒に疲れも癒そう♪
でした。
レモンとはちみつの組み合わせは
やっぱりいいですね(笑)
この時期はホットもいいですね(笑)