昨日と違う景色に

何かいいことがあった時
楽しみなことが待っている時

いつも歩いているはずの
お馴染の道、何度も見慣れた景色が
違って見えることって、ありませんか？

もちろん、毎日同じ天気ではないし、
季節もどんどん移り変わって行くので
厳密にいえば、同じ道でも全く同じ景色ではないのですが、

ほんの何か、ささいな素敵なことがあっただけで
それまでどんよりしていた周囲の景色が
急に輝き始めるような、そんなこと。


ジム・ローン(Jim Rohn)という起業家であり数多くの講演活動などをされた方の言葉を読んで、ふと思いました。



『周囲の自然環境、季節、風などを変えることはできないが、自分自身を変えることはできる。』





明日の天気を雨から晴れに、自分の力で変更させることはできませんが、
自分の気持ちを「雨」から「晴れ」に変えさせることなら、できそうですね。

いつもよく通る道で
いつもは気が付かない何かに、気が付くことが出来たら、
もしかしたらそれは、自分自身の中にある小さな何かが変わった証拠かもしれません。

もしも毎日
同じ道を通り、同じ場所に行き、同じことをして
また同じ道を通って、同じ家の天井を見つめながら眠りに付くとしても、

それらが日々、違った輝きで彩られていたら

とっても素敵な毎日が過ごせそうです。

そうするか、どうかは、
まさに、自分の心次第。


よく行くカフェの
店内の飾りつけが
クリスマスっぽく変わっていました。

お店は同じで
もちろん改装などもしていないのに
がらっと雰囲気が変わった店内。

こんな風に、自分の気持ちも
いろんな楽しみで飾り付けることができたのなら。

今日はいつも行ったことがないあのお店に
帰りに寄ってみたいな。

急に時間が空いちゃったから
気になっていた本を読もう。

天気がいいから
いつもより遠くまで歩いてみよう。


ある1日をどんなことで飾り付けるか
考えてみようって思うだけで
なんだか楽しくなってきます。


わくわくするような何かを楽しみに進んで行ける
そんな日が、毎日訪れますように。






参考著書：『賢人たちに学ぶ　道をひらく言葉』(かんき出版)　著者：本田季伸