健康ライフのご褒美時間 vol.2 リンゴ

今回の漢方話は
大好物が旬になりテンションが上がっているところで

リンゴのお話。

食物繊維もたっぷりのリンゴは
美容と健康にも良いフルーツとして
秋に注目される食品の1つ。


イギリスのことわざで

“An apple a day keeps the doctor away.”

「一日一個のリンゴで医者いらず」

なんて言われたりもしていますよね。


そんな多くの人に昔から愛されているリンゴですが



漢方の目線でみてみると




「心」「脾」に働きかけてくれる涼性の食材です。


涼性なので、体の中に籠った余分な熱を冷ましてくれるもの。


この性能をみて
私はちょっと一人で納得したことがありました。

前回、漢方のお話をした時、
とうがらしについて書いたんですね。

とうがらしは、熱性で
食べ過ぎると「心」に熱が籠り過ぎて
たとえば、大きくて赤くて痛いニキビがおでこにでたりすることも…
なんていう話をしていました。

辛い物が大好きな私。
どうやら、
「心」の余分な熱を冷ましてくれるリンゴで
バランスをとっているのかしら?

自然と、辛い物が食べたくなる寒い時期に
旬を迎えるリンゴ。

食材にはそれぞれ
働きかけてくれる場所、性能、
様々な役割があります。

涼性寒性だから
身体を冷やす食べものなのでこれからの季節はダメ、とか、
温性熱性だから
寒い時期にたっぷり食べ続けさえすればよい、とか、

ということではないのです。

大切なのはバランス。
そして食べ過ぎないこと。

リンゴも大好きですが
食べ過ぎには注意、ですね。

またリンゴは「気」の巡り、滞りを解消してくれる
元気の源になる食材でもあります。

元気がでないなあ、やる気がおきないなあ、だるだる~へにょへにょ~という「気虚」タイプや、
ため息ばっかりでちゃうなあ、深呼吸してもなんかすっきりしないなあ、という「気滞」タイプにも合う食材。

「心」に熱が籠り過ぎるとイライラしたりしがちになり、
気分が落ち着かなくなることもあるのだとか。

「心」から熱を取り除いてくれる涼性のリンゴ、
活躍してくれそうですね。


ちなみにリンゴのスイーツといえば

シナモンと一緒になっているものがありますね。

煮たリンゴにシナモンをかけて
シナモンアップル。美味しいですね~。

シナモンとリンゴは味が美味しいだけではなくて
漢方の目線から見ても
バランスが良い組み合わせなんですよ。

シナモンは「肝」「心」「脾」「肺」に働きかけてくれる熱性の食材。

そうなんです。
涼性のリンゴと、熱性のシナモン。

ね?ばっちりバランスが取れそうな組み合わせですね。

働きかけてくれる部分も多く、
涼性寒性のものと組み合わせると良い多機能選手です。

これからの季節に大活躍しそうなシナモンについては
また改めて書くことにします。

ということで今回は

好きな品種が出てきて個人的にテンションがあがりまくり♪

籠った熱と一緒にイライラ気分も吹き飛ばせ~
ジューシーリンゴでサクサク解決♪


でした。

コメント

まりりんさんの今日の漢方レポートも、参考になりま
したよ。りんご

そして、りんごと言えば、子供の頃、よく風邪をひいた
時に、親が、すりりんご、を作ってくれた事を思い出し
ます。りんご

また、この時期になると、ケーキ屋さん等にアップル
パイ、が出てきますが、何故か未だに苦手なスィーツ
です。りんご

アップルジャムは好きなのに、何故だろう、と思い
ます。(笑)

まるみる 2012年10月27日

なるほどウッシッシ


リンゴとシナモンの組み合わせは


相性いい事はよくわかりました決定

隼人 2012年10月26日

まりさんるんるん

こんばんわ~exclamation

焼きリンゴは、シナモンが、かかって居るので理にかなって居るのですねexclamation&question[カエル]

カド[カエル]晴れexclamation

カド[カエル] 2012年10月25日

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