大切なバランス

本当はさ、
こうなんだよね…

って本音を言えるっていうのは

すごく大切なことだなあと

歳を重ねるごとに思うのでございました。

自分の気持ちに整理がつけられるんですよね。
それによって、また次に進む原動力が出てくる。

はーっと吐き出したことが
また栄養素の一部になって
次にもっといい何かを芽生えさせてくれるような感じ。



ウィルさんが
「おねいちゃんってね～こんなんで、あんなんで、こうなんだってさ～」
と急に人間の言語をまくしたてるようになったら大変なことでございます。
しーぃ～っ
でございます。おほほ。


まあ、それはさておき。


何をやっていたって
大なり小なり後悔することもあるし、
大変なことなんて、たくさんあるし、
負けちゃいそうになることも、
好きなことばっかりやっていたって、山のようにあったりする。

タイミングによっては
次から次へと大変なことが押し寄せてくる時期もあるだろうし、
怖いくらいにぽんぽんと調子良く進んでしまうこともある。

自分の努力ももちろん大切だけれど
それとは無関係なところで
何かが蠢いちゃう時だってある。

だからこそ

頑張ろう！

って自分で思った時の気持ち、

これをやるぞ！

って決めた時の情熱が、

すごく大切な鍵になってくるんだよね

な～んて
思ってみたりもして。


私はこれまで
人生の先輩たちから見たら
まだまだじゃのう、と言われるかもしれませんが

それなりに年月は経過してきたので、
決めなければいけないタイミングに遭遇したりもしてきました。

それは自らの意思で決める時期を選べた時もあり、
天から突然降りかかってきた時もあり。

家族のこと
自分のこと
これからのこと

昔は、
「絶対に後悔しないように」と思っていたんですが

最近は
どの道にしたっていつか後悔する日は来るだろう

とも思えるようになったのです。

だからこそ、

せめて

決めたあの日の自分の気持ちだけは
嘘いつわりのない、決断であったのだと
思いたいな

なんて思ったりするのでした。

頑張って考えて、決めたこと、その瞬間の自分だけは
否定しないであげようって。

うちの父が大嫌いだったのは

たら、れば

だったそうです。
これは母から後から聞いた話。

なるほど、
その父にして
この子あり、ってとこです。

振り返って反省することによって
先に活かされることならば
大活用して大いに反省し、次に向かうべきですが

もやもやと
もしあの時、ああしていたら、
と思うのは、
やめようよって思ったんですよね。
これ、「絶対に後悔しないように」と思っていた時には
思えなかったことの１つ。

後悔したっていいじゃない。
今決めたことに
自信が持てるなら。

だからあの日の自分を
否定しないであげてよ、今の自分。

ね、お父さん、そういうことでも、いいかな。