わたし　（詩）

わたしが私の迷路に迷い
わたしが私の渦に飲まれ
わたしが私を蝕んでいく
わたしが私を支配するまえに
私が私でいる証明を。
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湧き上がる渇望を表現する術を探していた
この込み上げる感情を、記す術を探していた。
それが私の人生に必要な模索である。

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私には何もない。何もないけど、私がある。

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すべてのものが美しく
すべてのものに与えられた。
それは尊き命である。
愛の手によって創られた完全なるもの。


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歌うたいでもないけれど
私はうたを唄いたい

詩人でもないけれど
私は詩を残していたい

絵かきでもないけれど
私はずっと絵を描いていたい

写真家でもないけれど
私はシャッターを切り続けたい

だってこの世界は、美しいものが溢れてる。