素敵なお姉さんたち

小さい頃に
なんだったかの占い？みたいなもので
人に助けられる人生
みたいなことを言われたことがあるらしいんです、私。

その頃の私は赤ちゃんだったから
知らなかったのですが。

そんなことを
最近また思い出しました。

私はいろんな習い事をしたりもしていたのですが、
良い先生、良い恩師に出会うことが
本当に多かったなあと思います。

「良い」というのは
自分にぴったり合った、という意味です。

どんなに素晴らしい師匠でも
生徒との相性みたいなものもあり、
人と人との関わりですから
ぴったり合う先生もいれば、どうもうまく行かないこともあります。

「良い」という意味の中には
ぴったり合うことと共に
その時の私の成長のために必要なタイミングで出会うべき人々
という意味も含まれています。

そういう意味では
私はこのお仕事を始めてからも
素敵な先輩たちに
たくさん恵まれてきたなあと思います。

同じ事務所の先輩たちはもちろんですが、
お仕事でご一緒させていただいた他の事務所のお姉さんたちにも
本当にたくさんお世話になって、
たくさん勉強させていただくことが多く、
その機会を本当にありがたく思います。

つい最近、ご一緒させていただいた
他の事務所のお姉さんは
一緒にお仕事させていただくのは3回目だったのですが、
いろんなお話を聞かせていただき
はっとさせられました。

もうベテランのお姉さんですが、
先日、お話の中で、
お姉さんご自身が初めてそのお仕事をした時のお話をして下さったんです。

なんでもできて
後輩の面倒も優しく見てくれて
スタッフさんへの気配りもできて
すぐいろんなことに気が付いて
一緒にいて楽しくて
そんな素敵なお姉さんも
最初の頃は大変だったんだということ、
そしてその頃の想いがあるから、今のお姉さんがあるんだ、ということ。

いろんなことを感じました。

やっぱり
頑張っている人は、違うんだなってこととか

積み重ねから出てくるものなんだなってこととか。

私は本当にラッキーで
そのお仕事を一番最初にさせていただいた時に
このお姉さんと一緒にペアを組ませていただいていたんです。

良い先輩との出会いに、とっても恵まれているんだなあ
と改めて思いました。

いろんなタイミングで
先輩から素敵なことをたくさん受け取らせていただいている私。

だから、
事務所が一緒だろうが違おうが
一緒にお仕事している仲間たちで
慣れていない子、頑張ってるけど困っている子がいたら
絶対にわざと不親切にしたりしない
って決めています。

もちろんこの世界はみんなライバルだけれど
自分の中で
こういうことをするのはなんだか違うなあって思ったこととか、
うーん…と思ったこととか、
そういうのは、今度は逆の立場になった時に
しないようにすればいんだなと思うわけです。

だって
ひとつのこと、同じ作品、同じ仕事を盛り上げる仲間なんだから。

それは
出る側の人じゃなくて、
支える側、縁の下の力持ち側の
その現場にいる人全ての人に対しても当てはまることだと思います。

画面に出る人も、出ない人も
みんなで１つのチームです。

この感覚は特に
ダイビングの撮影などを通しても
感じてきました。

難しい現場だからこそ
みんなの協力が重要になります。
船上待機チームもとっても大切。

潜っている人たちももちろん大切。

サポートに入る人たちの力は欠かせません。

それらがすべてうまく回るようにコーディネートしてくれる
陸上待機チームもとっても重要。

ロケに出ていても
撮影が順調に進むように考えて組んでくれた日本待機チーム、東京待機チームも
すごくすごく重要。

全てが重ならなければ
いい仕事にならないような気がします。

ちょっと長くなっちゃったけど、

いろんなことを
今回、お姉さんの話を聞いて、
改めて思ったのでした。

出会いに、感謝！