北日本から西日本にかけての
広い範囲で、
大気の状態が不安定になり、
局地的に大雨が降りました
雷を伴って激しく降った所も
さて、
「雷」とは、
大気中で
大量の正負の電荷分離が起こり、
放電する現象です
では、
どのようにして起こるのでしょうか…
積乱雲の中のたくさんの粒子が、
激しい上昇気流によって吹き上げられ、
ぶつかり合うと、
静電気が発生します
雲の上部には、
プラスの電気を帯びた粒子が、
雲の下部には、
マイナスの電気を帯びた粒子がたまり、
その両者の電気が十分蓄積されると、
やがて放電が起こります
雲の中、あるいは、
雲と雲の間などで発生する放電は、
「雲放電」
一方、
雲の下部に帯電した
マイナスの電気に誘導されて、
地表には、
プラスの電気が帯電し、
その地表のプラスの電気と
雲の中のマイナスの電気との間で、
発生する放電が、
「対地放電」です
これが、
「落雷」ですね
「雷」は、場所によって、
多い時期は異なりますが…
たとえば、
東京の「雷日数」の平年値は、
夏(6~8月)が、
6.4日
年間は12.9日なので、
約半分が夏、
ということになります
夏は、
「暑さ」ばかりに気をとられがちですが、
「雷」にも要注意ですね
一方、
本日22時32分、気象庁から発表された、
「台風第11号に関する情報」によると、
「沖縄本島地方では、
7日にかけて土砂災害に、
7日夜遅くまで高波に
警戒してください。
また、先島諸島では、
7日昼過ぎまで高波に
警戒してください。」
となっています
詳しい情報や今後については、
引き続き、
気象庁の情報に十分ご注意ください
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