母が手作りしてくれた
パッチワークのポーチ。
ずっといろいろな物を入れながら
大切に使ってきたのですが
だいぶ…
壊れてきました…
キルティングの生地で作っているので
擦り切れた部分が出てきて
中から綿が…。
うー…。
こうなると、
糸で縫って直すのでは対応できず、
新しい布をあてて、継ぎはぎのようにして修理するしかなく、
でもそれだと
別の物になっちゃうので…
うー…
さすがに外に持ち歩くポーチとしては使えなくなってしまったのですが、
捨てられず、
家で使うグッズを入れたりしているのですが。
みなさんにも、
本来ならばこうなったら捨てるだろうなあ
というものだけれど
何らかの思い出とか、理由とかがあって
捨てられずにいるものってありますか?
私にとってのこのポーチ
もちろんいろんな思い出も詰まっていますが、
捨てられない理由はそれだけじゃなくて、
やっぱり、
母が仕事の合間に
少しずつ作ってくれたもの
っていうことなんですよね。
ファスナーのところとかも
ミシンは使わずに
ぜーんぶ手縫い。
それにしても
擦り切れておる…
「それだけ大切に使ってくれたってことなんだから、いいんだよ」
と母は言ってくれていますが…。
これを見ながら
他にも母が作ってくれた
いろんなものを思い出しました。
小学校の時の給食袋とか、体育着入れとか。
バスを使ってバレエの教室に通っていたのですが、
その時は
今のようにピピッとタッチすれば料金が支払えるという仕組みもなくて、
バスの回数券を使っていたんです。
料金が印刷された何種類かのものを組み合わせて
降りるバス停までの運賃を支払うという仕組み。
その回数券を入れていた
小さな袋も、思い出して、
「ねえ、あれ、覚えてる?」
と母に聞いてみたのですが
作った当の本人は、もう覚えていなかったという…。
逆に、母が作ってくれたもので
私が忘れていたものもありました。
記憶に残るものって
人それぞれで面白い。
手作りのいろんなもの。
私の大切な思い出と共に。
こういう話を語る時っていうのは
お父さんとの思い出はすっかりどこかへ。
登場しないのですよね~。
父はサラリーマンで
いつも朝起きて働きにいって、夜帰る、
っていうスタイルだったからかなあ。
かといって忘れているわけじゃないよ、お父さん。
ちゃんと覚えているよ。
もうすぐ命日です。
こちらもコメント書きます(笑)
母が自分の子供の頃の物や写真を
未だに持っております
思い出のあるモノは確かに捨てられないものです