不忍ブックストリート

東京はあちこちで
古本市がありますが、
今回初めて「不忍ブックストリート」に行ってみました。

この古本市の特徴は
谷中、根津、千駄木のエリア
いわゆる谷根千(やねせん)と言われる地域全体に
古本屋さんがちらばっているということ。

協力してくれるお店の前のスペースで
青空古本市を開催しています。
カフェや雑貨屋さん
常設店舗のある古本屋さんなどの店先に
全国から集まってきた古本屋さんが
あちこちで出展しているんです。

一箱古本市と言われている形式もあり、
そこではそれぞれの古本屋さんが
ダンボールなどの箱ひとはこ分を出展しています。

北海道の古本屋さんもあれば
九州から来たとおっしゃっていた方も。

古本屋さんはそれぞれに得意ジャンルがあるようで
こうしていろいろな古本屋さんが一か所に集まると
様々なジャンルの本を一度に見ることができるのも
面白いポイントです。

古本の売り上げが全額東日本大震災への義援金になるお店や
売り上げによって、被災地に本を贈ることが出来るプロジェクトなど
今回もいろいろな形での協力方法を見かけました。
私も好きな本を見つけて、
購入することで少しでも協力できたらいいなと思い、
あちこち巡って買い物してきましたよ。

歩き回って
いろいろな本屋さんをふらりと見つけお買いもの。
なかには、オリジナルのブックカバーやしおりを付けてくれる古本屋さんもいて…。



ここまでくると古本屋さんっていう感じがしませんね。


あまりにも楽しくて、
予定以上に買い過ぎてしまい、
荷物が膨れ上がってしまいました。

途中で、買った本が重くなったので
丈夫な袋が追加で欲しいと思い、
商店街もぶらぶら。

ちょうどよく
重い本を入れても平気そうな
厚手の素材のエコバックがあったので
購入して、早速使いました。




谷中のオリジナルです。
猫がデザインされているあたりもかわいい。

谷中は来る度に新しい発見があります。
小さな路地が多くて
そこを曲がると思いがけず素敵なお店があったりして、
ふらふらとあてもなく歩いているだけで
わくわくしてくるんです。

今日の素敵な発見はこれ。



らくがき



細い路地を入ったところにありました。
この近所の子の作品でしょうか。

線路のようなものに
家でしょうか、
文字も見えますね。




かわいくて、懐かしい道路のらくがき。

私も小さい頃
祖父母の家の庭の、舗装されたところに
クレヨンで描いて遊んだことがあります。
雨が降るとすぐ消えちゃって。
また描いて。
楽しかったなあ。