冷えないグリーンスムージー試行錯誤

この1年くらいで
ぐいぐいと
流行って来た

グリーンスムージー

私も大好きで
自宅でよく作って飲むのですが

その中で気になっていたのは

冷えとの関係。

美味しい野菜もフルーツも
ものによっては
身体を冷やすものがあるんです。

特にフルーツは
漢方の目線からみると
身体を冷やすものが多いですね。

ということで

なんとかして
漢方の理論を応用しながら
冷えを気にする人が多い日本人にも合う

冷えないグリーンスムージーを作れないものかと

試行錯誤。

簡単なのは

生姜のパウダーを入れたり
漢方食材だと紅花を飾ったりするのですが、

食材の組み合わせでもっと美味しく冷えないものが出来ないかなあと。

ということで

今回は








チンゲン菜
大葉（青紫蘇）
甘酒

で作ってみました。

チンゲン菜は

血がどろどろよ～というイメージの「瘀血」タイプに合う食材。
そして「肝」「脾」「肺」に働きかけてくれる平性の食材でもあります。

大葉（青紫蘇）は
さっぱりとした味わいなのに
なんと「脾」「肺」に働きかけてくれる温性の食材なのです。
シソの味からは、身体を温めてくれるものだなんて、想像がつかないですよね。
私も勉強して、驚きました。

また、これからやって来る梅雨のシーズンにもぴったり。
ため息交じりだなあ～、胸が詰まったような感じがあるなあ～などの「気滞」タイプにも合います。


そして
甘酒。

去年は塩麹が注目されていましたが
今年は私は甘酒に大注目しております。

ということで
いつも通り食材をある程度刻んでミキサーへ。





様子をみながら甘酒を入れます。
一度に入れる量は５０ｃｃずつ。
今回は合計して１００ｃｃ入れました。

ウィーンと回して




完成。

色鮮やかなグリーンに仕上がりました。








飲んでみると






…

…

…

うーん…

び、微妙…






さすがに甘酒の力だけでは
緑の生野菜の青臭い感じはとれないみたいです。

半分くらいまで飲んでみてから

手に入れたばかりの
アサイーが入ったジュースを追加してみました。

あら、すごい色に。






これは混ぜたらもっとすごい色になるだろうなあ…と想像しながらも
勇気をもってまぜまぜと…

…
やっぱり、色は、とんでもないことになりました。






まあこの際、見た目は置いておいて

味です。いざ味見。

うん、

これなら美味しい！

なるほどね～

やっぱりグリーンスムージーを美味しく頂くためには
フルーツの力も大切ということなのでした。

ちゃんちゃん。

アサイーのミックスジュースは
スムージーでも大活躍してくれそうです。

アサイーはどんな性質なのかは不明ですが
ミックスの中に含まれている
ザクロは、温めてくれる食材なので、
これは冷えないスムージー研究に、アリかしら？！

さらに

冷えないフルーツとして注目したいのは
桃。
桃は温めてくれるんですよ～。
あとは平性のものだと
さくらんぼや
パイナップル
いちじく、
ぶどうなども注目です。
美味しく仕上がりそうですしね。

ともかく、身体に良くたって
美味しくなくちゃ、だめ～。
だって続けられないものね。

まずは美味しいこと。
それに加えて、身体にも良いものを♪

漢方理論で組み立てる、冷えないスムージー研究は続きます～。