がんばった、がんばったぞー
長い一日がんばったぞー
誰が一番頑張ったって
そりゃ、もちろん
ウィルさんですよ。
朝早くから夜遅くまで
おりこうさんに
お留守番してくれました。
えらい、えらいぞ、うぃるぼう~~~
犬って、おりこうさんにした時や
飼い主の指示をきいて、その通りに行動したり
(たとえば、おすわりとか、お手とかのようなこと)
そういう時って
オヤツでご褒美をもらう子が多いですよね。
でもうちは、
最初からその方式はとらなかったんです。
オヤツがないと、動かない子になると、大変だなあっておもって。
その代り、指示をちゃんときいて
おりこうさんにしたら、
たくさん撫でて、褒めるようにしました。
ウィルは褒められると、しっぽをぶんぶんぶんぶんと振って
とっても嬉しそうです。
もちろん、オヤツを食べることもありますが、
それはそれ、これはこれ。
オヤツは美味しく楽しく、
特別感を出しながら食べるようにしています。
それに引き換え、小さい頃の私は…
身体が丈夫じゃなくて毎週近所の小児科に通わなくてはならなかったのですが、
その帰りにいつも
小さな町のパン屋さんに寄って
母は1つ、私の好きなパンを買ってくれていました。
私は小さい頃から、
物を欲しがらない子だったそうで、
あれ買って~とは絶対に言わない子だったそうです。
そんな子だったけれど、
きっと今思えば、母も、
子供なのに定期的に病院に通っていた私を
かわいそうにでも思ったのでしょうか。
何か病院に行くことが嫌にならないように工夫しようとでも思ったのでしょうか。
楽しいことが1つくらいなくちゃ、って考えてくれていたのかもしれません。
パン屋さんに並んだ可愛いパンをみるのが楽しかったなあという気持ちを
今も覚えています。
スーパーで売られているパンとは違って、
いわゆるベーカリーに並ぶパンは
カメやウサギの形の可愛いパンがあったり、
クリームたっぷりのパンがあったり。
棚に並ぶパンがキラキラして見えていたんですよね。
今なら名前がわかるものですが、
小さい頃は「うずうず」と読んでいたパン。
「コロネ」ですね。
ヤドカリの殻のような形のパン生地の中に
チョコクリームがたっぷり入ったもの。
あれも好きだったなあ。
動物の形のパンも大好きでした。
そんな思い出を蘇らせてくれたのが
このパン。
えーっと…
く、クマ?
ですよね?
クリームパンです。
味はすごく素朴な、昔ながらのクリームパンという感じ。
このハートの目が、かわいいでしょう?
観た瞬間に
思わず
にやっ
としちゃいました。
こういう日常の中にある
小さな「にやっ」っていうのが
楽しかったりするんですよね。
大笑いのある日もいいけれど、
小さな笑いが
日々の幸せを運んでくることもあります。
にやっとしたクリームパン。
美味しくいただきました。
楽しいパン、いいですね。
昔、子供の頃、東京のパン屋さんの本を読んで、
カメの形のパンや、怪獣の形をしたパンが売って
いるのを、とっても羨ましく思ったものです。。。
今では、たまに、ウルトラマンとか、ドラえもん、
そして、アンパンマンや、メロンパンナちゃんの
パンをパン屋で発見して、恥ずかしいながらも、
思わず買ってしまう、ちょっと変なおじさん???な
私。。。